Latter Rain-Testimony (証)

日常の生活で生まれるクリスチャンの小さな証を綴っていきたいと思います。

心を取り扱われる神様 2023.2.27

主よ、娘のことについて先日相談したスクールカウンセラーの先生との面談を通して、またあなたからの新たな気づき、教えがあったことを感謝します。

先生とのカウンセリングでは小4の1人娘がクラスの女子グループの中で彼女なりに悩んでいること、そのせいで時々「学校に行きたくない」と朝起きる時に渋っていること、また最近はiPadでのゲームやTikTokなどに夢中になっていること、さらに2学期の後半ぐらいからは学校の宿題を全く持ち帰らず、勉強の状態がどうなっているのかが全く分からないこと、これら親の胸の内の心配事を全てご相談しました。

さて、先生からのアドバイスとしては①子供をとにかく褒める②子供の心へのコンパッション(同情心)、よりそいを大切にする でした。まず、①の「褒める」については褒めすぎると我儘になったり親の期待値が高くなり、娘にとってもあまり良くないのでは?とも思い、今までそこまで重要視していなかったのですが、やはり少なくとも会話全体の6割はほめる言葉が必要とのことでした。今は、娘がしなければならないことを伝えるための会話が8割ほども占めているかもしれない…、と改めて反省しました。

そして②の「娘への心の寄り添い」については、私は頭をぶつけるほどの衝撃がありました。考えてみると私は昔から娘に自分自身の親としての考えや思い、行動をわかりやすく示すことにより、その姿を見て、聞いて、学んでほしいとどこかで思っていました。信仰についてもそうでした。しかし先生から今回言われたことはそうではありませんでした。私が娘の行動の裏に隠された心を凝視し、その心をしっかりと取り扱わなければならない、ということでした。私の背中を見てとにかくついてきなさい、ではなく、娘が辛そうな時や怒っている時には、とにかく心の内をきめ細やかな心でもって尋ね、娘の小さな心に、できるだけ寄り添ってあげることだったのです!本当に的外れだったと思いました。なぜなら、エス様も慰めたり、励ましたりして、悩む私の心を丁寧に取り扱ってくださるからです。私をよく観察し、真似をしてついてきなさい、などとはイエス様は決しておっしゃっていません。子育てを10年近くもしてきてやっとこの事に気づいたのでした。「子供だから、そこまでこまやかな傾聴が必要ではないのでは」とどこかで無意識に勘違いをしていた自分を、本当に悔い改めました。たとえ小さな子供でも相手からの心からの心のケアには敏感に反応できるのです、いや、子供だからこそ大人よりより敏感に反応できるのかもしれません。

早速娘に実践してみたところ、娘も自分の気持ちを母親が一番に優先してくれている、とわかったようで嬉しそうでした。はやりすべてのヒントはイエス様にあるのだ…と思った大変貴重な学びでした。イエス様から教えられたこの経験を、今後も娘に惜しみなく与えていきたいと願います。