Latter Rain-Testimony (証)

日常の生活で生まれるクリスチャンの小さな証を綴っていきたいと思います。

神様に聞き従うことの大切さ

小学4年の娘の夏休みが始まりました。一人っ子で両親共働きの娘は、夏休みは毎年近所の学童に行くことになっています。もちろん夏休みの宿題が出ているので、まだ計画的に毎日こつこつ宿題ができない娘のために、私は今日やるところのページに付箋をはって、「今日はこの付箋のページのところは必ずしてくるんだよ!」と言い聞かせました。ところが、学童から帰ってきてチェックしてみると付箋をしたページをほとんどやっていません。仕方がなく、「明日はこの付箋のところは絶対してくるんだよ!」と言い聞かせました。ところがまた次の日もやっていませんでした。

私はとうとう困惑して「どうしてできなかったの?」と問いただしました。娘は「わからなかった」と言いましたが、少しでも自らトライして考えたような形跡は全くみられません。「まずは一生懸命取り組む姿勢が大切なんだよ」といつものように始まりました。娘は私が忠告するたびに話の論点をはずし、激しく反抗し続けました。そして父親も加わり、ついに娘は「私のこといつも2人で攻めたてて。怒ってばっかり!!」といつもの逆切れのパターンが展開されていきました。泣きながら怒り狂う娘をどう扱ったらよいのか私たち夫婦は非常に困惑しました。父親は、「そんなにも反抗して両親に従えないのだったら、この家を出ていくしか方法がない。もしこの家に住み続けたいのであれば両親の言うことに従いなさい」と伝えました。娘はこの言葉に全く納得がいっていないようでした。

その時、私は「罪」について神様がどう感じておられるかを瞑想しました。そして次のように娘に伝えました。

「娘の今起こしている反抗や怒りの癇癪は生まれつきのものでない、娘は生まれたときから神様の最高の傑作品であり神様の子供である、娘の存在は尊いことに今も変わりはないんだよ。」

「けれど、罪を犯しているとき(怠惰だったり、反抗したり、怒ったり、責め立てたり)は霊的には病気の状態、すなわちイエス様とつながっておらず、死んでいる状態で、神様から見ればあまりにもみじめな状態なんだよ。」

「今、娘は病気の状態になっているから神様はとても心配していて娘のことを泣く思いで見ておられるんだよ。」

「このようなすべての病気の原因は、両親に聞き従わないこと、神様の言うことに聞き従わないことからくるんだよ。」

この事は私自身にも言い聞かせました。身につまされる思いでした。次の聖句が思い浮かびました。 

サムエルは言った、「主は主の御声に聞き従う事を喜ばれるように、全焼のいけにえやその他のいけにえを喜ばれるであろうか。見よ、従うことはいけにえにまさり、耳を傾けることは雄羊の脂肪にまさる。」

サムエル記15:22

この事を伝え終わると、娘の表情が少し和らぎました。私は「両親と神様に聞き従える、祝福ある子供になりたい?」と聞きました。娘は素直に「うん。」と答えました。そこで私たちは意思を確認し、お互いに責め合ったことを謝りました。

今日も娘は学童に行きました。宿題をしてくるかはどうかはわかりませんが、このような子育ての試練の経験から、神様に聞き従うことの大切さを娘と共に教えられたことを主に感謝します。

これからも粘り強く、娘に神様の愛と戒めを伝えていきたいと思います。